2024年 6・25は空に問いかける日… 彼女が残した、ポジティブな「悔しい…」の言葉

スタッフサチコ
毎年6月25日の日記を受け継いでもうすぐ4年になろうとしています。

店長ORAOの奥さん千代さんのことを
(ややこしいですが、千代さんは前の奥さんです。)

千代さんはRUN-WALK Styleの歴史に大切な人で、
毎年6月25日は千代さんのことを想う日で、
毎年この日に一年を振り返り、そしてまた前に進むことをやめないでいた店長ORAOのことを想う日でもあります。

とは言っても日々の忙しさに忙殺されていて、
いろんなことが丁寧にしにくくなっています。
そんななかですが、おかげさまでいろんな方の手助けを得ながら、なんとか進んでいるという状況です。

先日、RUN-WALK Styleの第二のふるさと乗鞍に行ってきました。
6月は乗鞍にいる。そんなご縁があります。
今回昔からの仲間で松本に移住した株式会社未来図の山本さんにお声かけいただき、MNF=seiji Miura Norikura Festival のトレイルランニングツアーを担当してきました。

乗鞍はいま、環境省と協力しながらトレイル整備に力をいれるとともに
ハイカーやバイカー、ランナーが気軽に乗鞍のトレイルで遊べるフィールドづくりに尽力されています。

今回も整備された道の見学をして、そのルールを中心に回る予定でしたが、その日は終日雨予報。
朝から降る土砂降りの雨に、店長が亡くなった前の日のことを思い出して、こころがざわつきました。

あまりに降り続く雨に、しかたなく室内でのイベントに変更し、距離短縮してトレイルへ行くことにしましたが、
再集合して写真撮影するも、やはり雨。
でも雨雲レーダーを見ると、なぜかあと5分後に止む予報に。

「あと五分後に止むから出ましょう」と声をかけて、外に出ると

雨が止む。

天照さんのような私。笑
乗鞍にはびっくりするほど強い力が働きますね。
日々を反省しながら前を向いて精一杯生きていきたいと思わせてくれる強い力を感じます。
千代さんは29歳の若さで亡くなりました。
きっともっとしたいことが山ほどあったことでしょう。

こうやって毎日忙しくも楽しくお仕事させてもらっていることに感謝しかありません。

以下は過去の店長ブログからの引用です。

-----------------------------------

毎年この日は彼女のことをお話させてもらっています。
今日も少しだけ、お話させてください。

彼女は空になる前に「悔しい…」と言う言葉を残して旅立ちました…
それは決してネガティブな言葉では無く、ポジティブな言葉のメッセージだと僕は思うようにしています。 そうだと信じています…


きっと、いろんなことをしたかった…
そんな、たくさんのチャレンジができなくなることが悔しい…
そう言ったのだと思っています。

生きてるからこそ、チャレンジもできる…
失敗しても、またチャレンジすれば良いんだよ…

「悔しい」と感じれるのは、生きていることなんだと…

そんな思いを込めて、彼女は最後にそんな言葉を残してくれたと思っています。

そんな6/25に僕は1年を振り返り反省し、また1年のスタートを切ります。

-----------------------------------

いろんな人のおかげでいろいろ忘れても心をなくすことなく、今もRUN-WALK Styleを続けていられることに感謝しています。
乗鞍から始まってつくったRUN-WALK Style。
千代さんの歴史が店長の歴史が受け継がれて今を生きている私たちへとつながっています。

もう少し丁寧に生きていきたい。
そう思った6月25日。

今日も一日ガンバフンバしていきましょう。
ブログに戻る